毎年11月から3月ぐらいまでは、みかんやオレンジを沢山食べるので、よく買いにいきます。
オレンジを袋に入れていたら、その横にベルガモットが並んでいるのを見つけたので、さっそく購入してみました。
ベルガモットは、どこかで聞き覚えのある名前です。イタリアの都市のベルガモではなくて、紅茶のアールグレイの香りです。アールグレイの独特な香りはベルガモットの精油で香りづけしています。
ベルガモット
ベルガモットはイタリアでは、レッジョ・カラブリアのイオニア海岸沿いで栽培されています。
イタリアをブーツの形でイメージすると、土踏まずからつま先辺りの、足底の部分にあたる場所がイオニア海沿いです。
このイオニア地域は暑い夏と暖かい冬で、雨があまり降りません。晴れる日は年間300日もあるそうです。この温暖な気候でベルガモットは育つようです。
ベルガモットは緑色で、熟してくると黄色になります。切ってみると、黄色の果肉でグレープフルーツのようです。
切る前から、アールグレイの紅茶の匂いがしていましたが、切ってみると部屋中にベルガモットの匂いが広がりました。

ベルガモットのソフトクッキー
ベルガモットのクッキーを作ってみました。
《 材料 》
薄力粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ1
砂糖 70g
卵 1個
バター 70g
ベルガモット果汁 40ml
ベルガモットの皮をすりおろしたもの 1/2個分
《 作り方 》
⑴ ベルガモットをきれいに洗い、皮をすりおろし、果汁を絞る。
⑵ ボウルに卵と砂糖を入れて、泡だて器ですりまぜる。
室温に戻したバターを加え、クリーム状になるまで混ぜる。
⑶ ベルガモット果汁、すりおろした皮、塩をひとつまみいれる。
ベーキングパウダー、薄力粉をふるい入れ、粉っぽさがなくなるまで、よく混ぜる。
⑷ 生地をラップに包んで冷蔵庫にいれ、1時間以上ねかす。
⑸ 生地を小さく丸めて真ん中を平らにし、クッキングシートを敷いた天板に並べ、180度に予熱し平らオーブンで約15分焼く。(形は好きな形にくりぬいてもOK)



表面が少し割れてしまいましたが、ベルガモットの香りがするソフトクッキーが完成しました。
しっとりしてい、ベルガモットの香りが口の中で広がりますが、子供には香りが不人気でした。。。