ジェノヴァ Part2  ジェノヴァ水族館 

二日目はジェノヴァ旧港で水族館をみたり、ショッピングをしました。

ジェノヴァのマップ

⑨ジェノヴァ水族館 (Acquario di Genova)

ジェノヴァ水族館は、1992年にレンツォ・ピアノ(Renzo Piano)の設計によって建築されたヨーロッパで最大規模の水族館です。
チケットは水族館に入場できるジェノヴァ・シティパスを使うか、ジェノヴァ水族館のホームページで購入できます。
日時やプランよって入場料金が変わってきます。水族館に行ってからブースで購入することもできますが、行きたい時間のチケットが売り切れてたり、クルーズ船が到着時には長い列ができています。

入口でチケットを提示して、中に入ります。
船の搭乗ゲートのような感じがします。

入ってすぐのビデオが上映される部屋は、人が少なかったですが、タツノオトシゴがいる水槽は大人気でした。
タツノオトシゴは、オスの育児嚢にメスが卵を産むそうです。オスの育児嚢の中で卵がかえり育ちます。子供が育児嚢から出てくるので、オスが出産してるようにみえるそうです。

西インドマナティーは約10秒しか水中にいることができません。水面で息をしています。
余談ですがマナティーとジュゴンの違いは尾びれを見れば見分けられます。マナティーの尾びれはうちわのようで、丸まっています。ジュゴンはイルカのように尾びれが三角形で先が二つに分かれているような形です。

サメの水槽も印象深かったです。
ノコギリザメと同じ種類のサメ (Pesce Sega) や、トラフザメなど数種類います。
ほとんどのサメは水底で寝ているのか休息中なのか動きません。今まで見てきた水族館にはなかった光景なので、見入ってしまいました。

日本の水族館や展示場などにもいるピラニアです。
見た目だけでは、色もきれいなので、肉食にはみえません。

イルカの水槽を上部から見てから、外のテラスで休憩しました。Barとレストランがあります。
イルカの水槽では、飼育員の方が一日2回 イルカと遊びにきます。
今回は見逃してしまいました。。。

ここの水槽は水に手をいれてエイを触ることができるタッチプール (Touch pool) です。
3種類のエイがいますが、人の手が届かない微妙な位置にいます。

チョウザメコーナーには6種類のチョウザメがいます。チョウザメのタマゴがキャビアです。現在はチョウザメを漁獲することは禁止されていて、合法的なキャビアはすべて養殖だそうです。

再びイルカの水槽で、水中にいるイルカを見ることができます。
水槽の前の広いスペースにはBARがあって、軽食やスナックを売っています。毎日14時15分から、この場所に飼育員さんがきて、イルカのサインを出したり説明したりするそうです。

イルカの水槽を後にすると、最後のエリアになります。
クラゲの部屋、熱帯魚などを見ることができます。

ジェノヴァ水族館のホームページでは、所要時間は2時間~3時間と書いてありますが、休憩したり軽食を食べたり、水族館内のお土産屋をゆっくりみたので4時間以上滞在しました。

水族館は子供だけでなく大人も癒される空間だと思います。

ジェノヴァ水族館ホームページ: Acquario di Genova

MSCクルーズ

MSCの専用レーンがジェノヴァ旧港にあり、大型旅客船の出発に居合わせた人が手を振って見送っていました。
私が滞在した時は、3日連続で旅客船が夕方から夜にかけて出発していました。

旅客船でジェノヴァに来た人達がたくさんいて、滞在時間が数時間しかないので時間を気にしながら急いで観光していました。
知り合いにクルーズ船で旅行に行った人がいますが、ジェノヴァから出発して、フランス、スペイン、チュニジア、イタリアの港町をまわるコースで7泊8日の船の旅をしました。
私は短期間の旅程で行ってみたいですが、新型コロナウイルスの流行もあったので、まだまだ先になると思います。

クルーズ船に興味がある方は、MSCホームページで旅程や料金を確認できます。

MSCホームページ(イタリア語版): MSC-crociere
MSCホームページ(日本語版): MSCクルーズ

ロッソポモドーロ (ROSSOPOMODORO)

当初の予定ではサン・ロレンツィオ教会近くのレストランに行く予定でしたが、空腹に耐えられずジェノバ旧港にあるナポリピザのチェーン店のロッソポモドーロに行きました。

ジェノバに来てるので、リグーリア料理を食べたいので、Alici(イワシのパン粉揚げ)と、Trofie(バジルのパスタ)を注文しましたが、売り切れでした。他のリグーリア料理のPansoti (クルミソースのラヴィオリ)とBaccalà(塩タラ料理)を注文すると、こちらも売り切れでした。。。

今日はクルーズ船が多く到着して観光客が多かったので、リグーリア料理は全部売り切れになったそうです。
メニューのAliceのところに、Pankoって書いてあります。パン粉で通じるようになったんですね?
ちなににイタリアではパン粉をPangrattatoと言います。

私はピザのカプリチョーザにしました。
さすがチェーン店。店員は全員インカムをつけていて、それぞれの担当があるようで、注文して、あっという間にピザがきました。ここは日本?って思うほどの連携プレーでした。

ロッソポモドーロ ホームページ: Rossopomodoro

ジェノヴァ旧港 (Porto Antico di Genova)

ジェノヴァの旧港は、1992年にコロンブスのアメリカ大陸発見500年を記念して、ジェノバ国際博覧会が開催されたときに、ジェノヴァ出身の建築家レンツォ・ピアノ (Renzo Piano) のプロジェクトによって再開発されました。

この旧港に存在感たっぷりのモニュメント、ビゴも、レンツォ・ピアノの設計です。港で荷物を運んでいるクレーンを再現してます。
ビゴには地上40mの高さから360°のパノラマを一望できる円形の展望台があります。

レンツォ・ピアノは日本でも活躍しています。
関西国際空港旅客ターミナルビル、熊本県の牛深ハイヤ大橋やガラスブロックで囲まれたエルメスの銀座店も手掛けました。

旧港にはイタリア食材やワインなどを豊富に扱っている、イータリー (Eeatly 地図上の⑩) のジェノヴァ店もあります。
イータリーはイタリア各地や、東京にも数軒出店しているので知っている人も多いかもしれません。

イータリーはお店の商品を見ているだけでも楽しいお店です。
2日目は、旧港で解散です。

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