モデナの旅パート2です。
モデナ大聖堂とギルランディ―ナの塔と同じくグランデ広場にある、パラッツォ・コムナーレからです。
モデナのgoogle map
① エンツォ・フェッラーリ博物館 (Museo Enzo Ferrari)
② ドゥカーレ・エステンセ公園 (Parco Giardino Ducale Estense)
③ モデナ・ドゥカーレ宮殿 (Palazzo Ducale di Modena)
④ サン・ジョルジョ教会 (Chiesa di San Giogio)
⑤ グランデ広場 (Piazza Grande)
⑥ モデナ大聖堂と鐘楼 (ギルランディ―ナの塔)
⑦ パラッツォ・コムナーレ (Palazzo Comunale)
⑧ アルビネッリ市場 (Mercato Storico Albinelli)
⑨ レストラン・ウーヴァ・ドーロ (Ristorante Tradizionale Uva D’Oro)
⓾ 聖アゴスティーノ教会 (Chiesa Parrocchiale di Sant’Agostino)
⑪ 聖マリア・デッラ・ポンポーザ教会 (Chiesa di Santa Maria della Pomposa)
⑫ 聖ドミニコ教会 (Chiesa di S. Dominico)
⑦ パラッツォ・コムナーレ (Palazzo Comunale)
パラッツォ・コムナーレも、グランデ広場などと同様に世界遺産に登録されています。
元々あった宮殿は1671年の地震で崩壊しました。その後ラッファエレ・リナルディ (Raffaele Rinaldi) のプロジェクトによって1825年に完成しました。
パラッツォ・コムナーレは、日曜祝日のみ一人5ユーロで 、平日は無料で見学することができます(2025年訪問時の料金です)。 予約必須とVISITMODENAのホームページに書いてありましたが、オフシーズンの平日だったので、入口は開放されて出入り自由のような感じでした。

金曜日から日曜日はパラッツォ・コムナーレで伝統的なバルサミコ酢の貯蔵庫を5ユーロ(2025年訪問時)で見学することができます。VISITMODENAのホームページから予約できます。
パラッツォ・コムナーレへは、ルネサンス様式の階段を上っていきます。
サラ・デル・フォーコ (火の間、Sala del Fuoco) には、1546年にニコロ・デッラバーテ (Nicolò dell’Abate) が、紀元前43年のモデナの戦いを描いたフレスコ画が印象的です。

隣の部屋には、古いバケツが貴重に保管され展示されています。ギルランディ―ナの塔にあるのは複製です。このバケツはセッキア・ラピタ (La Secchia Rapita) と呼ばれ、ボローニャにある井戸から戦利品として盗んできたものだと言われています。

旧評議会室 (Sala del Vecchio Consiglio) の天井は、1604年から1608年にバルトロメオ・スケドーニ (Bartolomeo Schedoni) とエルコレ・デッラバーテ (Ercole dell’Abate) によって装飾されました。中央はエステ家の紋章である鷲が描かれています。その周りには「コリオラヌスの前のその子供達」、「ギリシャの七つの調和」などの作品があります。部屋の天井全体に描かれているので迫力があります。


これらの部屋以外にもタペストリーの間などがあり、見どころたっぷりでした。
⑧ アルビネッリ市場 (Mercato Storico Albinelli)
アルビネッリ市場は1931年にオープンした市場です。
チーズ、肉、魚、野菜果物などの生鮮食品の店やレストラン、バールなどが入っています。


市場内にある店舗でモルタデッラ(ハム)、パルミジャーノチーズ、リコッタチーズの具が入ったキャンディーの形をしたトルテッリーニを買いました。生地は生パスタで美味しかったですが、値段が高かったです。
別の店で買ったモルタデッラとチーズのパニーノには、濃厚なバルサミコ酢がかかっていました。

このメルカートでは、入って左側の端にあるスキアヴォ―二 (Bar Schiavoni) のコテキーノが入ったパニーノが食べたかったのですが、休みだったので残念でした。
メルカートの隣にスキアヴォ―二の店舗があります。

アルビネッリ市場ホームページ: Mercatoalbinelli
⑨ モデナ名物が食べれるレストラン ウーヴァ・ドーロ
(Ristorante Tradizionale Uva D’Oro)
ジュゼッペ・マッツィーニ広場 (Piazza Giuseppe Mazzini) にあるレストラン、ウーヴァ・ドーロではモデナの名物を食べることができます。予約なしで夜のオープンと同時に行きました。

モデナ近郊、エミリア・ロマーニャ州で食べられているティジェッレ (Tigelle) とニョッコ・フリット (Gnocco fritto) です。
ティジェッレは、甘くない膨らまなかった小さいホットケーキのような感じのパンです。
ニョッコ・フリットは、もっちりとした揚げパンのような感じです。

ティジェッレとニョッコ・フリットは半分に切ってから、木製のまな板(カッティングボード) に盛り付けられているサラミや生ハムなどを挟んでサンドイッチのようにして食べます。
好みでラードやチーズなどのペースト、ジャムなどを一緒に挟んで食べます。
周りをみると、半分以上のテーブルでティジェッレとニョッキ・フリットを食べていました。
エミリア料理の一つ、グラミーニャというショートパスタのサルシッチャ(ソーセージ) と生クリームのソースのパスタと、トルテッリーニも食べました。トルテッリーニの上にはパルミジャーノチーズとバルサミコ酢が盛り付けられています。グラミーニャのソースは生クリームが入っているので濃厚でした。トルテッリーニも特にバルサミコ酢がいい味を出していて、どちらも美味しかったです。


ウーヴァ・ドーロ ホームページ: Ristorante Tradizionale Uva D’Oro
レストランの営業開始時間まで時間があったので、周辺にある教会に行ってきました。
⓾ 聖アゴスティーノ教会
(Chiesa Parrocchiale di Sant’Agostino)
モデナのメインストリートのエミリア通り(Via Emilia) を西へ行くと聖アゴスティーノ教会があります。
古い教会のあった場所に1338年から再建が始まりました。17世紀にも大幅に改築されています。


16世紀にアントニオ・ベガレッリ (Antonio Begarelli) が制作した「死んだキリストの嘆き (哀歌)」です。1785年より聖アゴスティーノ教会に移されました。
マリア、アリマタヤのヨセフ、使徒ヨハネ、マグダラのマリヤ、ニコデモなどキリストの死を目撃した人や、埋葬の手配をした人たちが描かれています。

格天井の素晴らしいフレスコ画は、主にシジスモンド・カウラ (Sigismondo Caula) とフランチェスコ・ストリンガ (Francesco Stringa) の作品です。

グランデ広場から少しだけ離れていますが、お勧めの教会の一つです。
⑪ 聖マリア・デッラ・ポンポーザ教会
(Chiesa di Santa Maria della Pomposa)
12世紀に建てられたというフェッラーラ県にあるポンポーザ修道院に属していた教会を、当時の司祭によって18世紀に再建されました。

主祭壇には、フランス人画家ジャン・ブーランジェ (Jean Boulanger)が制作した「聖セバスティアヌスの聖母」があります。これはルネサンス期のイタリア人画家コッレッジョ(Correggio)の作品を複製したもので、オリジナルはドレスデンのアルテ・マイスター絵画館に所蔵されています。

オフシーズンの夕食前の時間帯に行ったので、見学してる人もいなくてゆっくり作品を見ることができました。
⑫ 聖ドメニコ教会 (Chiesa di S.Dominico)
パラッツォ・ドゥカーレの西側にあるのが聖ドメニコ教会です。
1243年に聖ドミニコ会の修道士によって建てられたサン・マッテオ教会が取り壊されて、現在の聖ドメニコ教会が新しく建設され1731年に完成しました。

入口の横の小さな部屋には、イタリア人彫刻家のアントニオ・ベガレッリ (Antonio Begarelli) が1544年に制作した「マルタとマリアの家のキリスト」のテラコッタ像があります。
聖アゴスティーノ教会にある「死んだキリストの嘆き(哀歌)と同じ制作者です。

教会の内部は、ちょうどミサをしていたのでゆっくり見ることはできませんでした。
少ししか見れませんでしたが、天井が高く格式高い教会のように思いました。


モデナの歴史地区は一日あれば十分に観光でき、料理も美味しかったのでお勧めです。
次回はマラネッロにあるフェッラーリ博物館からです。


