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魅力たっぷりの古都トリノ Part2 ~エジプト博物館~

トリノ2日目はエジプト博物館をじっくり見学したいと思います。
イタリアの小学校では古代エジプト、メソポタミア、古代ギリシャ、古代ローマなどを勉強するので子供もエジプト博物館は興味があるようでした。

トリノのGoogleマップ

① サン・フィリッポ・ネーリ教会 (Auditorium Oratorio di San Filippo Neri)
② カステッロ広場 (Piazza Castello)
③ サン・カルロ広場
④ ピスタ500 (Pinacoteca Giovanni and Marella Agnelli e Pista 500)
⑤ レ—ジョ劇場
⑥ エジプト博物館
⑦ カリニャーノ宮殿
⑧ サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂
⑨ コンソラータ教会 (Santuario della Consolata)
⑩ カフェ・アル・ビチェリン (Caffé al Bicerin)
⑪ メルカート・チェントラーレ (Mercato Centrale Torino)
⑫ グラン・マードレ・ディオ教会 (Chiesa Della Gran Madre di Dio)
⑬ 聖マリア・デル・モンテ教会 (Chiesa di Santa Maria del Monte dei Cappuccini)
⑭ トリノ自動車博物館
⑮ モーレ・アントネリアーナ (国立映画博物館)
⑯ ボルゴ・メディエヴァーレ (Borgo Medievale)
⑰ パラティーナ門
⑱ トリノ王宮

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⑥ エジプト博物館 (Museo Egizio)

エジプト博物館は12月25日が休館なので、24日のクリスマスイブに行きました。

トリノカードで入館しますが、事前にエジプト博物館のホームページで入場時間の予約をしていきました。 (チケット購入時にトリノカード使用欄にチェックを入れて予約しました)

エジプト博物館は、エジプトに滞在していたイタリア人のベルナルディーノ・ドロヴェッティ (Bernardino Drovetti) が古代エジプトの遺物を収集したもの、サヴォイア家所有のコレクション、発掘調査のためにエジプトへ派遣された学者達が発見したものなどが、1824年の開館時の主な展示品でした。

ナイル川沿いの場所で発掘調査が行われていました。ピラミッドで有名なギザ (写真の地図②)では1903年に大ピラミッドの西側で調査が行われ、発掘された遺物が博物館に展示されています。

約19mあるパピルスには、エジプト文字で「死者の書」が書かれています。パピルスはカミガヤツリという植物を原料に作られた紙で古代エジプト時代から使用されていました。
別の階でパピルスの作り方を説明したビデオが上映されていました。

博物館内は装飾された棺やミイラ、埋蔵品や石碑などが展示してあります。

博物館の地下1階にはエレシア神殿 (Tempio rupestre di Ellesja) があります。

この遺跡は世界遺産「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」のひとつです。ナイル川に建設されるアスワン・ハイ・ダムが完成すると、ヌビア遺跡が水没する恐れがあるのでユネスコの支援を受けて水没予定の遺跡を移動させることになりました。

エジプト博物館は、ヌビア遺跡のエレシア神殿の保護に取り組みました。
神殿は1966年にエジプトからイタリアに寄贈され、トリノのエジプト博物館で保管されることになりました。

エレシア神殿は、紀元前1400年代に岩を掘って作られた小さな神殿で、川からアクセスできたそうです。

大きな博物館で2時間ぐらいで見学できるそうですが、博物館のバールでランチタイムにしたので、トータルで4時間程いました。
自分の名前などをエジプト文字 (ヒエログリフ) に変換できるコンピューターもあって、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

余談ですが。。。世界三大美人で古代エジプトの女王だったクレオパトラ7世が、ローマ帝国の主要人物の一人であったガイウス・ユリウス・カサエルの愛人(?)で子供までいたと知りました。しかも二人とも既婚者で、クレオパトラはカサエルがローマに帰国した時に子供と一緒にローマに行ったそうです。子供に聞くと知ってるよーと。。。紀元前の事なので2000年以上前のスクープですが。。。

エジプト博物館 ホームページ: Museo Egizio

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⑦ カリ二ャーノ宮殿 (Palazzo di Carignano)

エジプト博物館の斜め前にあるのが、世界遺産にも登録されているカリニャーノ宮殿です。
今日はエジプト博物館の見学以外はノープランだったので、宮殿の受付に行ってみると、トリノカードが使用できて、見学ツアーが15分後にスタートするからどうぞって感じだったので、見学することにしました。

1685年にバロック様式で完成したカリ二ャーノ宮殿は、1694年からカリニャーノ公の居住地となりました。カリニャーノ家はサヴォイア家の分枝です。(のちにサヴォイア本家の男系子孫が途絶えたので、サヴォイア=カリニャーノ家として継承しました)

カリニャーノ宮殿は1848年にサルデーニャ王国の下院議事堂として使用された時に改修され、1863年からはイタリア議会を開会するために増築工事が始まりました。1871年に完成しましたが、首都が1864年にフィレンツェに移転したので、増築したホールは、議会として使用されなかったそうです。

カリニャーノ宮殿の写真一枚目は、エジプト博物館のバールから撮った写真です。
カリニャーノ広場に面している宮殿の中央上部にはイタリア初代国王のヴィットリオ・エマヌエーレ2世がカリニャーノ宮殿で誕生したのを記念して装飾に名前が刻まれています。

17世紀に建設された宮殿はグアリーノ・グアリーニ (Guarino Guarini) の建設で建てられました。
グアリーノ・グアリーニはモデナ出身の建築家で、トリノ大聖堂の聖骸布礼拝堂、ラッコニージ王城 (Castello reale di Racconigi) などを手掛けました。

宮殿内には金箔で飾られていて豪華なつくりの部屋があり、天井はフレスコ画で描かれています。
この部屋はスタジョー二(季節)の部屋 (Sala delle stagioni) で、ギリシャ神話に登場するヘラクレスの生涯のシーンが描かれています。

サルデーニャ王国の国王カルロ・アルベルト (Carlo Alberto) の寝室で、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世が誕生したと言われています。

この寝室の天井には、ロッコ・コマネッディ (Rocco Comaneddi) の「ジュピターとジュノーの結婚」のフレスコ画が描かれています。
ローマ神話のジュノーは結婚を守護する女神です。

イタリア語のガイドと一緒に宮殿内を回りました。
子供は説明があるとちゃんと聞くので、ガイドツアーはいいなと思います。
次のガイドツアーが英語だったと思うので、たぶん英語のツアーもあると思います。

パラッツォ・カリニャーノ宮殿ホームページ: Palazzo Carignano

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⑧ サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂

古代からあった3つの教会を取り壊して15世紀にトリノのドゥオーモ、サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂が再建されました。

15世紀に建てられた鐘楼は1720年に改修され、12m高くなって60mあります。
大聖堂内の側廊にはそれぞれ7つの礼拝堂が並んでいます。

聖クリスピヌスとクリスピ二アヌスの礼拝堂 (La Cappella ai Santi Crispino e Crispiniano) は、中央には授乳している聖母マリアが描かれています。

もう一つの礼拝堂はマドンナ・グランデ礼拝堂 (La Cappella della Madonna grande) で、古代からあった教会の一つ、聖マリア教会 (Santa Maria del Dompno) を記念しています。

レオナルドダヴィンチの最後の晩餐の複製は1827年、フランチェスコ・ガ—ニャ (Francesco Gagna) の作品です。

1563年にサヴォイア公国の首都がシャンベリー (現フランス)からトリノに移された後、1578年に聖骸布 (イエス・キリストの死体を包んだとされる布 ) もトリノに移されました。
1694年にドゥオーモと王宮の間に、聖骸布礼拝堂が建設され聖骸布が保管されるようになりました。 (聖骸布礼拝堂は王宮から拝観できます)

第二次世界大戦中は聖骸布を移動させましたが、1993年までは聖骸布礼拝堂で保管され、その後は大聖堂の左奥の礼拝堂の棺の中で保管されています。

大聖堂では、聖骸布に移しだされた顔の部分(複製)を見ることができます。
聖骸布自体は見ることができませんが、複製が聖骸布博物館に展示されています。

聖骸布は本物なのかオックスフォード大学など色々な機関で科学検証されていて、現在も検証が続いています。

サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂ホームページ: Duomo di Torino

ドゥオーモ横には、大きなアドベントカレンダーがありました。
教会に入る前 (12月24日の夕方)は、まだ25日は開いてませんでしたが、教会を出たときに25日は開けられてました。キリストが誕生してました。

アドベントカレンダー前では、消防士の方々が子供達に小さなパネットーネを配っていたので、喜んでもらっていました。

王宮前の広場では、光と音楽のクリスマスイベントが開催されていました。
クリスマスイブのトリノの中心地は人でいっぱいでした。

トリノ2日目はエジプト博物館、カリニャーノ宮殿とトリノ大聖堂を見学しました。
次回もトリノの続きです。古都だけあって、観光する施設はたくさんあります。

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