イタリアから日本に帰国する時は、ルフトハンザドイツ航空をはじめ、アリタリア、エールフランス、KLMなどの外資系の航空会社を利用することが多いですが、昨年は久しぶりにANAを利用しました。
羽田 → フランクフルト(NH203)
NH203便は、羽田空港を日付が変わった夜中の00:10に出発します。夜の22時過ぎに空港に着けばいいので、出発当日はゆっくりできます。
チェックインして荷物を預けた後に、軽く食事をしようと思っていましたが、ほとんどが営業終了していました。4階の江戸横丁も、はねだ日本橋も人がいません。
3階にあいてるレストランがあったので、そこで食事しました。


出発まで時間があったので、5階の展望デッキにいきました。
夜の空港は独特の雰囲気があります。夜も10時を過ぎていて、展望デッキには殆ど人がいないのに、エンジンの轟音や、離発着する飛行機、旅立つ人、帰ってくる人、そして街の明かり。。。夜景が素晴らしいだけではなく、広い世界に続く場所で、いろんな思いがつまった景色だなと思いました。
子供は飛行機が近くで見れて喜ぶかなと思いきや、ガソリンや排気ガスの臭いで、鼻を手で塞いで、中に入ろう。。。と一言。閉店間際のデッキ近くのお店で、お買い物する方が楽しいようです。
人が少ないのでセキュリティーチェックなども並ばずにいけます。出国手続き後の免税店なども、夜11時前後に行くと、閉店してるお店もありました。
機内は旅行会社の団体のツアーのグループもなく、ビジネスマンや個人の旅行者が多かったです。
エコノミークラスの座席にもフットレスト(足置き)がついていて、欧州系の飛行機より座席が広かったです。
出発前には、フライトアテンダントの方がきて、お子様メニューを予約している確認をして、座席上に目印のシールをはってくれました。
NH203 羽田 → フランクフルト 軽食サービス
羽田空港を出発して、シートベルトの着用サインが消えると、食事のサービスがあります。
深夜なので、簡単な軽食でした。


照り焼きチキンと野菜のトルティーヤです。ゼリーがついているのは、子供用のハート型の玉子サンドです。次の食事サービスまでは時間があるので、コンビニでおりぎりを買って持ち込みました。途中でお腹がすいても安心です。
昼間の便と違うところは、軽食のサービス後は殆どの人が寝る準備に入ります。本を読んだり、映画をみたり、雑談をする人がほとんどいません。機内はとても静かです。子供もいつもは出発後数時間は寝ないのですが、この深夜便では軽食サービス後は夜中の1時を過ぎているので、5時間以上ぐっすりと寝ていました。
目が覚めてからは、モニターでアニメを見ていました。ANAは、映画、ドラマもバラエティも日本のものが豊富です。
NH203 羽田 → フランクフルト 昼食サービス
到着の約2時間前の昼食サービスです
サービス直前にメニューを見せてくれて、その中から和食か洋食を選びます。


私は洋食のイングリッシュマフィンとオムレツを選びました。デパ地下風のポテトサラダはおいしかったです。
お子様メニューは、ファミリー向けのレストランのお子様ランチみたいです。ハンバーグの上にのっているチーズもハート型でかわいいです。子供は昼食の少し前におにぎりを食べたのとアニメを観るのに夢中だったので、おかずを少しだけ食べただけでコアラのマーチを食べてました。残った分は、私がしっかり頂きましたー。
機内で5時間以上は眠れたので、到着時の疲労度は少なかったですが、体内時計は日本時間のままなので、到着日の夜が辛いです。
飛行機を乗り継いでイタリアに着くのは夕方の4時で、8時間の時差がある日本時間は夜中の0時です。イタリアで夜ご飯の時間帯は睡魔が襲ってきます。ここで耐えて夜の9時すぎに寝ると、翌日はスッキリしてたりします。
日本からヨーロッパへの時差ボケは、体内時間を遅らせるので時差ボケの症状は軽いそうです。
NH218 ミュンヘン → 羽田

2019年12月にミュンヘン→羽田行のNH218便を利用しました。夜の20時にミュンヘンを出発して、翌日の15時40分に羽田空港に到着しました。飛行時間は11時間40分でした。
夜の8時に出発するので、ヨーロッパ各地から乗り継ぎをしてきても、当日はゆっくりできます。
こちらの便も、ほとんどの方がビジネスマンか個人旅行の方でした。
イタリアで手荷物検査を済ませているので、出国手続きだけです。EU加盟国の人と、EU加盟国以外の人用のレーンがありますが、EU加盟国以外のレーンはいつも長い列ができてるので、時間に余裕がある行程にしています。
出国手続きでは、日本に帰るの?とか、また戻ってくるの?とか聞かれます。EU入国時、EU出国時とも滞在許可書をじっくりチェックされます。
手続きがすむと、免税店で買い物をしたり、食べ物を買ったりしながら、ゲートに向かって歩いて行きます。20時に出発なので、19時半頃に行くとは搭乗手続きが始まっていました。
NH218 ミュンヘン → 羽田 夕食サービス
ミュンヘンを出発して、ドリンクサービスの後に、夕食のサービスがあります。ドイツ時間で21時を過ぎているので、お腹がすいています。。。


メニューカードをもらい、そこから和食と洋食で選ぶことができます。私は洋食のビーフシチューマッシュポテト添えを選びました。和食は白身魚の照り煮でした。いなり寿司と枝豆がついているのが嬉しいです。いなり寿司は久しぶりに食べました。
子供用の夕食には、子供が好きそうなハムやポテトが入っています。ドイツのグミのHARIBOもついています。
食事が終わると、羽田→フランクフルト便と同様、エンターテインメントを楽しむというより、睡眠タイムにはいります。こちらの便も静かです。
NH218 ミュンヘン→羽田 昼食サービス
到着の2時間ほど前に、昼食サービスがあり、和食と洋食から選ぶことができます。


私は洋食のミートグラタンを頂きました。和食は鮭幽庵焼きでした。ドイツのパンのプレッチェルもついています。
子供用の昼食はリンゴの入ったパンケーキと、焼きリンゴの下にカスタードクリームのようなクリームがついていました。
ANAのドリンクサービス
ANAのドリンクサービスは、香かぼす、水、炭酸水、オレンジジュース、リンゴジュース、トマトジュース、赤、白ワイン、スパークリングワイン、ビールなどがあります。機内は乾燥しているので、喉がイガイガしている時など、はちみつ入りの香かぼすは少し甘いですが美味しいです。
茅乃舎の野菜出しスープもあります。温かいだしスープを飲むとホットします。また、コーンスープを用意している場合もあります。
今回は、エコノミークラスの機内食とチャイルドミールを並べてみましたが、お子様用は美味しそうに見えるのは気のせいでしょうか?
チャイルドミールや特別食については事前に予約が必要です。公式サイトを参考にしてください。
ANA公式サイト:特別機内食
機内食、ドリンクメニューは路線別に、公式サイトで見ることができます。
ANA公式サイト:路線別、機内食、ドリンクメニュー
日系の飛行機は日本人向けのエンターメントが揃っていて、食事もおいしく、フライトアテンダンドの方も日本人が多いので、飛行機内のストレスが少しでも減ると思います。
私は朝早くに出発する便より、夜に日本、またはヨーロッパから出発する便の方が、飛行機に乗る当日も、翌日以降の時差ボケも楽なような気がします。
どちらにしても。。。日本とイタリアは遠いですね。