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地下に広がる美しい世界 グロッタ・ジガンテ (Grotta Gigante)

グロッタ・ジガンテは、イタリアのトリエステにあり、イタリア東北部からスロベニア西部に広がるカルスト高原にあります。

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驚異の世界 グロッタ・ジガンテ

グロッタ・ジガンテもポストイナ鍾乳洞やシュコツィアン洞窟群と同様、ガイドと一緒に見学します。ガイドツアーは約1時間です。
予約せずに行きましたが、ホームページには予約するように書いてあります。ツアーの開始時間、オープン日などはグロッタ・ジガンテの公式サイトで確認できます。

ガイドツアー開始時間までは、鍾乳洞で発掘された展示物などを見学しました。
洞窟内は11度で、暖かい時期に行く場合は上着が必要です。

グロッタ・ジガンテは、1995年に世界で一番大きな観光洞窟として、ギネスに認定されています。
グロッタ・ジガンテのホームページにも説明がありますが、高さ98.5m、長さ167.6m、幅76.3m、体積36万立方メートルの大きな空間です。体積は数字ではよくわからないので、東京ドームで例えると、東京ドームの約1/3弱です。この大きな空間に、長い年月をかけた自然の美しい世界が広がっています。

集合時間になると、ガイドに続いて地下へ続く500段の階段を下り、地下101mまで行きます。ガイドはイタリア語と英語でした。ドイツ語のガイドツアーもあるそうです。

1840年にトリエステの港が、まだオーストリア・ハンガリー帝国の主要港だった時代に、地下水を探すためカルスト台地を探索している時に見つかったのが、この巨大な空間だったそうです。

どこを見ても、ニョキニョキと石筍があります。

石筍の色が錆のような色になっているのは、酸化鉄が含まれているからだそうです。

1890年頃に探検隊が1840年に発見した入口とは別の場所に入口を発見し、発掘調査や研究がすすめられました。新石器時代の人骨や、青銅器時代の短剣などが発見されました。

グロッタ・ジガンテには2本のチューブのようなものが中央に上から下まであります。
これは地殻の動きを測定する振り子です。
グロッタ・ジガンテの高さを利用し、大きな振り子を設置することによって、遠く離れた場所、日本での大きな地震まで感知できるそうです。

ガイドツアーの終盤には、高さが約12mのコロンナ・ルッジエーロ ( la colonna ruggiero) があります。
鍾乳石や石筍は15~20年に約1㎜成長します。12mの高さとなると、約20万年かかります。20万年前はホモ・サピエンスの時代ですよ。。。

出口に近い所では洞窟に隙間があり、外の光が少しだけ当たる場所があり、苔が生えていました。地上では苔や植物が生えているのは普通のことなのに、洞窟内だと特別に思えてきます。

最後に上からグロッタ・ジガンテを見下ろして、ツアー終了です。振り子のロープが近くに見えます。
グロッタ・ジガンテは、地下に一つの巨大な空間があり、そこにそびえ立つ大きな石筍や数々の鍾乳石など、自然の驚異に圧巻です。

グロッタ・ジガンテのホームページ:Grotta Gigante

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グロッタ・ジガンテへの行き方

トリエステ中央駅からバス42番、オピチーナ (Opicina) 行きに乗り約40分です。
乗り場はトリエステ中央駅前にあるスーパーマーケットのPAM前から乗るとわかりやすいです。
ボルゴ・グロッタ・ジガンテ (Borgo Grotta Gigante) で下車して徒歩で約10分です。
バスを利用する場合は、駅などにある ”T” のマークがあるタバッキ (Tabacchi) などでバス券を買ってから乗車します。バスに乗ってから刻印するのを忘れずに。。。
(バスの中に刻印機があるので、バス券を入れてカチャっと日付と時刻を刻印します。都市や曜日によって有効時間が60分だったり、90分や120分もあるので、有効時間に注意です。)

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ボッケ・デル・ティマーヴォ (Bocche del Timavo)

クロアチアとスロべニアの国境付近から流れているレカ川 (Reka) は、シュコツィアン洞窟群から地下に流れ始めます。そして河口のわずか2㎞手前で再び地表に現れます。この場所がボッケ・デル・ティマーヴォです。レカ川はイタリア語ではティマーヴォ川 (Timavo) と呼ばれています。

ボッケ・デル・ティマーヴォは、トリエステから約20キロ西にある、サン・ジョヴァンニ・ディ・ドゥイーノ (San Giovanni di Duino) にあります。レカ川はシュコツィアン洞窟群からは約40㎞、カルスト台地の地下を流れてから地表に現れて、アドリア海に流れていきます。

現在も、ティマーヴォ川のルートなどについては、全解明していません。
川に水源がないのに水が出てくるので、古代ローマ時代から、この場所は神聖な場所として水に纏わる神など多くの神々が崇拝されていたそうです。

ボッケ・デル・ティマーヴォのすぐそばに、礼拝堂が建てられましたが、その礼拝堂が廃墟になったのち、初期のキリスト教のサン・ジョヴァンニ・イン・トゥバ教会 (Chiesa di San Giovanni in tuba) が建てられたそうです。現在の教会は1483年に初代の教会が再建されたものです。

清掃中だったので、中に入ることは出来ませんでしたが、内部にはバジリカの遺跡や、石碑にも神を崇拝していた時代の碑文が示されているものが残っているそうです。パワースポットかなと思うような、不思議な雰囲気のある場所でした。

カルスト台地には、この3つの鍾乳洞以外にも観光できる洞窟があります。春と夏の観光シーズンのみ見学できるところもあるので、機会があれば他の洞窟にも行ってみたいと思います。

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